紅茶

【シッキム】今回の旅で一番心に残った場所

こんにちは。

今回の旅で一番心に残った場所を紹介します。

それは北東インドのシッキム州です。

以前はシッキム王国があり、現在はインドの一部である。

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ちょうどダージリンの上にあるので、5泊6日かけてシッキムを回ってきました。

ダージリン→カリンポン→ナムチ→ゲイジン→ガントク→テミ→カリンポン→ダージリン(5泊6日)

移動手段

シッキムでの移動は全てジープです。
住民の方の足もシープです。
6人乗りのジープに10人乗らなければ出発しません。
10人ですよ!?
前に2人
真ん中4人
後ろ4人

想像しただけでどうでしょう?

若いからなんとかなりましたが。。笑

尋常じゃーありません。

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しかも、、

スクリーンショット 2015-04-15 7.21.44こんな一本道をひたすら進みます。

隣が崖

対向車が来たら、お互いに譲り合い、崖まで1cmのところまで車を寄せなければなりません。

しかも、タイヤの溝はありません。
いつスリップしてもおかしくない状況で、アップダウンをしながら3〜7時間の移動時間である。

完全に車酔いを2回してしまった。
ここで初めてインドの薬屋で酔い止めを買いました。
(めっちゃ効くけど、喉の乾きが尋常じゃーない 笑)

一番辛かった。。
眠くないのに寝なければお尻の痛さが紛れないし。

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ジープではこれだけ密着しているので、仲が良くなります。
彼はインドの大道芸人。
インド中を回って、生活費を稼いでいます。
こんな感じに出会いが増えていきますね。

ゲイジンへ

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ゲイジンに到着。

ジープを降りたらこの風景である。
絶景。
カンチェンジェンがである。
8000m級の山なので、富士山とは迫力が違います。

写真で伝えられないのが辛いところ。

山を見ながら昼食。

近くのレストランでフライドライスを注文。

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ハート型のフライドライス。

若干ユニセックスな店員が持ってきた。

やけに話しかけてくる!

食事中は山と店員を見ながらの景色で感動が徐々に薄れてきてしまった。

しかし、それ以上はなく(当たり前だが)レストランを後にした。
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宿には暖炉があります。

12月なので、気温は5度。

部屋に暖房器具がないので、布団に入って寒いです。

大体、暖炉であったまって、その暖かさで布団に入り寝ていました。

シッキムでは移動→景色を楽しむ→寝る→移動
これの繰り返しでした。

思い出の場所テミ農園へ

以前からシッキムにはテミという場所があり、そこに紅茶農園があるという情報を聞きつけていたので、行ってみることにしました。

テミ紅茶は年間に100トンしか生産されません。

ダージリンの年間120,00トンと比べたら一目瞭然。
あまり日本では出回らない幻の紅茶です。

それ聞いちゃ行くしかないよねー

そして『Cherry Resort South Sikkim』に泊まりました。

一泊3,000ルピー(6,000円)のリゾートホテルです。
閑散期だったので、2,000ルピーに割引してもらいました。

リゾートだけあって、紅茶農園のど真ん中にホテルがあります。
360度紅茶農園。
こりゃー至福の時です。

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しかもカンチェンジェンガを見ながら紅茶農園を眺めることができる唯一の場所ではないでしょうか?

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移動が非常に辛かったけども、この景色を見てしまってはその辛さも忘れてしまいます。

鳥肌がおさまりませんでした。

夜になると、、

ほとんど電気がありません。
屋上に出ると明かりが月と星だけです。
天の川が見えるほどに空が透き通っています。
生きててよかったと本当に実感しました。

その日は私以外は泊まっていないので、思い切り叫んでみました。思いと2015年の抱負を。

『ここまで来れたんだ!』という自信がフツフツと湧いてきます。
私はこの時見た光景を忘れはしないでしょう。

紹介しておきながらなんですが、ここは僕だけの秘密基地にしていきたいと思っています。