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ニルギリ山岳鉄道を逆走行
ニルギリ山岳鉄道はインドにおける4大鉄道の一つである。
そして、ユネスコ世界遺産に登録されています。
ウッティー駅=クーヌール駅=メットゥパラヤム駅
の間を通っています。
山岳鉄道ということもあり、標高差が2000Mもあります!
大体の方が北側のウッティー駅からクーヌール駅間を観光で乗るんですが、
僕は南のコインバトールから来たので、メットゥパラヤム駅より乗車しました。
メットゥパラヤム駅は『世界遺産に認定されてるの?』っと思ってしまう程、
閑散としていました。
写真で撮るまでもない程、周りにはお店はありません。
朝出発なので、駅から5分程歩いた当たりにメットゥパラヤムの街があるので、そこで宿泊しました。
出発が7時ぐらい(忘れた)だったため、チケットを買うために5時に駅に着きました。
蒸気機関車がお待ちかね!

かっこいいですねー。

ちゃんとこの機関車の名前もかいてあります。
写真を撮っていたらインド人の車掌さんが
『もうチケットないよ』
と
は!???
前日駅に着いた時、売店のおっちゃんに聞いたときは
『当日買えば大丈夫よ』
と言っていました!!
しかし、ここはインドである。そんなことは関係ないですね。
早く紅茶農園に行きたいため、食い下がらなくてはいけない。
駅長さんと話をして、
『今日ウッティーに着かないとヤバいんだ!』
『この鉄道を楽しみにしてたんだよ!』
などを言ったら、チケットを売ってくれました。笑
しかし、そのチケットは一等席ではなく二等席である。(文句なんてありません!)
いざ乗り込む!
乗車客はほとんどがインド人である。
案の定、6人向かい合わせ席に8人乗ってきた。
景色は綺麗だが苦行である。笑
インド人とも片言で話しながら乗っていると、
天使が舞い降りました。

ひょこっと。

かわいい。
窮屈のなか、この子が癒しでした。

山の中を進むので、景色が綺麗です。
窓から顔を出せるので、風がとても心地よいですね。

大体1〜1時間半ごとに駅があるので、そこでみんな降りて休憩をします。
ウッティーに近づくに連れて紅茶農園が見えるので、期待が高まります。

その休憩中、蒸気機関車は水で冷却しています。
山岳を走るので、相当な熱がこもっているんでしょうね。
こんな風景を見るが好きです。

途中の駅には野生の猿がいます。
近くに売店があるので、インド人がえさをやっているそうです。
人に慣れているせいか、1mの距離まで近づいても微動だにしません。

クーヌール=ウッティーまではディーゼル機関車に変わります。
ドッキング中は暇なので、作業を見ていました。
約7時間の旅でした☆
乗ってみて
ニルギリ山岳鉄道は山を登りながら進んで行く感じが、他の鉄道にはないいいところだと思います。
途中休憩があるので、ゆったりのんびり進んでいくのが好きな方にはいいのかも。
景色は綺麗ですが、スリランカの鉄道キャンディ=ヌワラエリア間が良すぎたため、感動はそこそこです。
席が近く、人が密集しているため、インド人と仲良くなれるのはとても良かったなと思います。